专利摘要:

公开号:WO1987006709A1
申请号:PCT/JP1987/000199
申请日:1987-03-31
公开日:1987-11-05
发明作者:Teruaki Itoh
申请人:Teruaki Itoh;
IPC主号:G01N35-00
专利说明:
[0001] 明 細 耋
[0002] 全自動試験管栓抜き装置
[0003] 技術分野
[0004] 本発明は、 例えば血液その他の被試験液体を入れた試験管 の栓を、 自動的に引き抜く ための全自動試験管栓抜き装置に 関する。
[0005] 背景技術
[0006] 血液その他の被試験液体を分析 し、 その含有成分等から例 えば病源菌の有無や種類等を判別するための検査 ♦ 測定等を 行なう ためには、 まず試験管の開口部を密閉 しているゴム栓 等の栓を引き抜いた後、 試験管内の被試験液体を、 検査 ♦ 測 定内容に応じて仕分け して分析装置に供給する必要がある。 ところで、 一例 と して血液分析装置にみられるよう に、 分析 装置自体について は種々研究がなされ、 かな り高度の技術を 用いた装置が開発され、 実用にも供されている。 しかるに栓 抜き操作等の、 いわゆる前処理搮作に関 しては、 大病院等の 現状を見れば明 らかなよう に、 専ら手作業に依存 している。 特に試験管の栓抜き搡作においては、 血液等の被試験液体が 入っ ている試験管を作業者が一本づっ手に と っ て手作業で栓 抜き操作を しているのが実状である。 つま り従来は、 試験管 の栓抜き装置と りわけ全自動式の試験管栓抜き装置は全 く存 在 していなかっ た。
[0007] 上記のよう な手作業による栓抜き操作では、 例えば試験管 の栓を抜く 時に試験管内の液体が手に付着 した り 、 床上にこ ぽ した り 、 さ らには試験管自体を落と した り する等のおそれ があ り 、 作業場における衛生環境が良く ない という 問題があ つ た。 ま た手作業による栓抜き操作は作業能率が悪いため、 例えば血液検査等のよう に、 一度に多数本の試験管の栓を抜 く 必要がある場合には、 大勢の作業者が必要であ り 、 しかも 長時間を要する という 問題があ っ た。
[0008] したが っ て本発明の目 的は、 試験管の栓を全自動的に確実 に引き抜く こ とができ、 従来の手作業の場合のよ う に被試験 液体が手に付着した り 、 床上にこぼ した り 、 さ らには試験管 自体を落と した り する等のおそれがなく 、 良好な作業場衛生 環境が保たれる上、 一度に多数本の試験管の栓を抜く 必要が ある場合であ っ ても'、 能率良く 短時間に栓抜き操作するこ と のできる、 全自動試験管栓抜き装置を提供するこ とにある。 発明の開示
[0009] 本発明は上記目 的を達成するために次のよう な手段を講じ た。 なわ ^ 複数本の試験管が m列一 π 行のマ 卜 リ クス状 に配列挿入された試験管ラ ッ クを、 ラ ッ ク搬入機構によ り装 置本体へ搬入する。 この搬入された試験管ラ ッ クをラ ッ ク搬 送機構によ り.搬送する過程において、 試験管抜取り機構によ つ て試験管ラ ッ クに挿入されている試験管を一列分づっ抜き 取る。 この一列分づっ抜取られた各試験管を、 巡回移送機構 によ り個別に所定の順序で移送する。 この個別に移送される 各試験管について、 栓抜き機構によ り試験管と栓とを別個に 保持した状態で両者を引離 し操作するこ とに よ り 、 試験管か ら栓を自動的に抜き取る。 栓を抜き取られたのち巡回移送機 構によ り 引統き移送される試験 gを、 前記栓抜き前の各列分 毎に ま とめ、 試験管挿入機構によ り 前記搬送機構にて搬送さ れる空の試験営ラ ッ クへ一列分づっ挿入する。 試験营が空の 試験管ラ ッ ク に所定列分だけ挿入されたのち、 その試験管ラ ッ クをラ ッ ク搬出機構によ り装匱本体から搬出する。
[0010] 上記構成の全自動試験管栓拔き裝 gにおいて は、 試験管の 栓が全て自動的に しかも確実に抜かれるため、 従来の手作業 の場合のよう に被試験液体が手に付着 した り 、 床上にこぼし た り 、 さ らには試験管自体を落と した り する等のおそれが全 く ない。 したが っ て、 作業場の衛生環境が著 し く 向上するこ と になる。 ま た栓抜きが自動的に行なわれるこ とから、 た と えば血液分析を行なう 場合のよ う に 、 一度に多数本の試験管 の栓を抜く 必要がある場合であ っ ても、 能率良く 、 短時間に 引抜き操作するこ とができる。 かく し て、 従来にない優れた 利点を有する全自動試験管栓抜き装置を提供できる。
[0011] 図面の簡単な説明
[0012] 第 1 図〜第 1 8 図は本発明の一実施例を示す図で、 第 1 図 は装置全体の概略的構成を示す斜視図、 第 2 図は巡回移送機 構におけるコ ンベア式移送路の構成をモデル的に示 した斜視 図、 第 3 図は第 2 図に示 した巡回移送機構のコ ンベア式移送 路を第 2 図中左方向から見た側面図、 第 4 図は巡回移送機構 における円柱状試験管移送体を示す斜視図、 第 5 図は上記移 送体の側面図、 第 6 図は上記移送体の上面図、 第 7 図は上記 移送体に試験管を挿入 した状憩を示す斜視図、 第 8 図は第 7 図に示 した試験管掙入状態の移送体を巡回移送機構に装填 し た状態を示す側面図、 第 9 図および第 1 0 図は試験管揷入状 態の移送体を途中で停止させる機構を示す斜視図および上面 図、 第 1 1 図は栓抜き機構の全体の構成を示す正面図、 第 1 2.図ない し第 1 4 図は前記栓抜き機構の拴抜きア ーム部の構 成:を示す上面図 と下面図 と側面図、 第 1 5 図は上記栓抜き機 構の栓押え治具の構成を示す上面図、 第 1 6 図〜第 1 8 図は 上記栓抜き機構の栓抜き動作を示す図である。
[0013] 発明を実施するための最良の形態
[0014] 第 1 図において、 1 はラ ッ ク搬入機構、 2 はラ ッ ク搬送機 構、 3 はラ ッ ク搬出機構で る。 ま た、 4 は試験管抜取機構、 5 は試験管巡回移送機構、 6 は栓抜き機構、 7 は試験管挿入 機構である。 ま た 8 は試験管、 9 は試験管ラ ッ クである。 な お装置本体 1 0 は、 図示は してないが、 上記 1 〜 9 のシーケ ンス制御を行なう ために 「和泉電気株式会社」 製の 「 F A— 1 J, J なるプロ グラマプルコン ト ロ ーラ ( 以下単にコ ン ト 口 ーラ と呼称する ) を備えている。
[0015] ラ ッ ク搬入機構 1 は、 複数本の試験管 8 が m列一 π 行 ( 本 実施例では 5 列一 1 0行 ) のマ ト リ クス状に配列掙入された 状態の試験管ラ ッ ク 9 を、 装置本体 1 0 へ搬入するためのも のであ り 、 矢印 A方向へ移動するベル 卜 コ ンペァ 1 Ί と、 こ のペル 卜 コ ンペァ 1 1 の両側に平行に立設されたガイ ド板 1 2 a , 1 2 b とか らな っ ている。 なお上記ガイ ド板 1 2 a , 1 2 bには、 例えばフ ォ ト センサなどか らなる位 a検出器 1
[0016] 3 a , 1 3 b等が設 aされてお り 、 試験管ラ ッ ク 9が装匿本 体 1 0内に搬入されたか否かを検知するもの とな っ ている。
[0017] ラ ッ ク搬送機構 2は、 装匿本体 1 0へ搬入された試験营ラ ッ ク 9を、 前記矢印 A方向 と直交する矢印 B方向へ移動させ るペル 卜 コ ンベア 2 1 と、 このベル 卜 コ ンベア 2 "! の両側に 平行に立設されたガイ ド板 2 2 a , 2 2 b とからな っ ている。 上記ガイ ド板 2 2 a , 2 2 bには、 例えばフ ォ ト センサなど からなる位置検出器 2 3 a , 2 3 b〜が設置されてお り 、 試 験管ラ ッ ク 9の搬送位 を検知 し、 試験管ラ ッ ク 9が特定位 匿に来た とき、 ベル 卜 コ ンベア 2 1 を停止させた り再作動さ せた り するための情報信号を得るもの とな っ ている。 なお上 記ラ ッ ク搬送機構 2におけるペル 卜 コ ンペァ 2 1 は、 単一の ものでな く てもよ く 、 複数台のコ ンベアを連統的に配 Sした ものであ っ てもよい。 その場合、 後述する試験管挿入機構 7 の位置に対応する部分に設置されるベル 卜 コ ンペァ と しては、 適時逆方向ぺも移動可能なもの とするのが望ま しい。
[0018] ラ ッ ク搬出機構 3は、 試験管ラ ッ ク 9を装置本体 Ί 0か ら 搬出するためのものであ り 、 前記矢印 B方向 と直交 しかつ矢 印 A方向に平行な、 矢印 G方向へ移動するベル 卜 コ ンベア 3 1 と、 このベル 卜 コ ンペァ 3 1 の両钳に平行に立設されたガ イ ド板 3 2 a , 3 2 b とからな っ ている。 上記ガイ ド板 3 2 a , 3 2 bには例えばフ ォ 卜 センサなどからなる位置検出器 3 3 a , 3 3 b等が設置されてお り 、 試験管ラ ッ ク 9が撖出 されたか否か等を検知するもの とな っ ている。 なお上記ラ ッ ク搬出機構 3 におけるペル 卜 コ ンペァ 3 1 も、 前記ペル 卜 コ ンベア 2 と同様に適時逆方向へ移動可能なもの とするのが 望ま しい。
[0019] 試験管抜取り機構 4 は、 前記ラ ッ ク搬送機構 2 によ り特定 位置まで搬送され、 かつ停止した状態の試験管ラ ッ ク 9 に掙 入されている試験管 8 を一列毎に ( 5本づつ ) 、 自動的に抜 取る如く 構成されている。 すなわちこの試験管抜取り機構 4 は、 図示 しない駆動機構によ り上下動作および水平移動動作 等を行なえるよう に設け られた操作アーム 4 の下端部に、 空気力によ り 開閉する 5 儷の G字状の試験管握持部 4 2 を備 えたエアチャ ッ ク 4 3 を取付けたもの とな っ ている。
[0020] 試験营巡回移送機構 5 は、 ほぼ正方形の枠状をな し、 かつ —つのコ ーナ部に移送順序逆転部 5 a を有するコ ンベア式 移送路 5 1 を、 前記ラ ッ ク搬送機構 2 の中央部上方に、 試験 管ラ ッ ク 9 の通過を妨げないよう に設置し、 このコ ンベア式 移送路 5 内を試験管移送体 5 2 が個別に移動 し得るよう に したものである。 試験管移送体 5 2 は、 後述するよう に試験 管抜取り機構 4 によ り抜き取られた試験管 8 を保持 し得る如 く 構成され、 かつコ ンベア式移送路 5 1 内を安定に移送され るよう に設け られている。 コ ンベア式移送路 5 1 の側壁には フ ォ 卜センサなどからなる位置検知器あるいは移送体制御用 のシ リ ンダなどの機器 5 3 a , 5 3 b〜が設置されてお り 、 試験管移送体 5 2 の移送位置を検知 し、 コ ン十 ロ ーラ との共 勸によ り 、 試験笆 8 が特定位置に来た とき、 試験管移送体 5 2 を停止させた り再作動させた り するもの とな っ ている。 か く して試験管巡回移送機構 5 は、 試験笤抜取り機構 4 によ り 抜き取られた各列の試験管 8 を所定の順序に したが っ て僩別 に巡回移送するもの とな っ ている。
[0021] 栓抜き機構 6 は、 後で詳 し く 説明するが、 コ ン ト ロ ーラ と の共働によ り 試験管移送機構 5 によ り 個別に移送される各試 験管について、 試験管 8 と栓 8 a とを別個に保持 した状態で 両者を引離し操作するこ とによ り 、 試験管 8 から栓 8 a を自 動的に抜き取る如 く 構成されている。
[0022] 試験管挿入機構 7 は、 栓を抜き取られたのち巡回移送機構 5 によ り 引続き移送され、 かつ栓抜き前の各列分毎にま とめ られた試験管 8 を、 前記搬送機構 2 にて搬送される空の試験 管ラ ッ ク 9 ' へ一列分づっ挿入するもの とな っ ている。 すな わち この試験管挿入機構 7 は、 前記試験管抜取機構 4 と同様 に、 図示 しない駆動機構によ り上下動作および水平移動動作 等を行なえるよ う に設け られた操作アーム 7 の下端部に、 空気力によ り 開閉する 5 個の G字状の試験管握持部 7 2 を備 えたエアチヤ V り 7 3 を取付けたもの とな っ ている。
[0023] 次に第 2 図および第 3 図を参照して試験管巡回移送機構 5 のコ ンベア式移送路 5 1 の構成について説明する。 図示のよ う に、 例えば金属板からなる二枚の側壁 5 4 , 5 5 が、 その 下方部位を連結板 5 6 によ り連結され、 所定間隔を隔てて平 行に対向配置されている。 上記二枚の側壁 5 4 , 5 5 の各上 端部には、 ガイ ドエ ッ ジ 5 4 a , 5 5 aが互いに内方へ突出 した.状態に設けられている。 ま た上記二枚の側壁 5 4 , 5 5 の各下端部には、 支持脚 5 4 b , 5 5 bが互いに外方へ突出 した状態に設けられている。 二枚の側壁 5 4 , 5 5の一部に は、 前記試験管移送体 5 2の位置検出用センサーや移送停止 制:御を行なう ためのシ リ ンダー等の入出力機器 5 3 a , 5 3 b:〜を取り付るための穴 5 7 が設けてある。 側壁 5 4 , 5 5 を: "連結している連結板 5 6を巻き込むよう に、 ベル ト : pンぺ ァ 5 8が取り付け られている。 このペル 卜 コ ンベア 5 8 は、 モータ等の駆動源 5 9 の回転によ り駆動されるよう にな っ て いる。
[0024] 前記ガイ ドエ ッ ジ 5 4 a , 5 5 aの突出幅 W , 相互間隔 S , ペル 卜上面からの高さ Hなどは次に説明する試験管移送体 5 2の寸法, 形状に適合するよう に設定されている。
[0025] 次に第 4図〜第 6図を参照 して試験管移送体 5 2の構成に ついて説明する。 試験管移送体 5 2 は、 その外周に二つの切 込み溝 5 2 a , 5 2 bを有 し、 軸心部に試験管掙入孔 5 2 c を有している。 なお試験管掙入孔 5 2の底部は小径孔 5 2 d とな っ ている。 切込み溝 5 2 aの幅 G 1 は前記ガイ ドエ ッ ジ 5 4 a , 5 5 aの厚みよ り若干広く 設定されている。 また切 込み溝 5 2 aが設けてある部分の直径 D は前記ガイ ドエ ッ ジ 5 4 a , 5 5 aの相互間隔 Sよ り若干小さ く 設定されている。 ま た切込み溝 5 2 bの幅 G 2 は後述するス ト ツバピン 5 0 a の直径より若干広く 設定されている。 さ らに試験管挿入孔 5 2 cの直径 d は試験管 8の直径よ り若干小さ く 、 底部の小径 孔 5 2 d の直径は試験管 8 の直径よ り 十分小さ く 設定されて いる。 ま た各切込み溝 5 2 a , 5 2 bの深さ Vは前記ガイ ド エ ッ ジ 5 4 a , 5 5 aの突出幅 Wや後述するス 卜 ツ バピン 5 0 aの不作動時の突出量に適合 したもの とな っ ている。 なお 切込み溝 5 2 bの深さを、 切込み溝 5 2 aの深さよ り も若干 深めに設定するよ う に してもよい。
[0026] 次に第 7 図〜第 1 0図を参照して試験管移送体 5 2 に掙入 された試験管 8が巡回移送機構 5 によ っ て移送されるもよ う 'を説明する。 第 7図に示すよう に、 試験 @ 8 を挿入された試 験管移送体 ' 5 2 は、 第 8図のよう に巡回移送機構 5 のコ ンペ ァ式移送路 5 1 に '装填される。 この とき移送体 御用シ リ ン ダ 5 0 は不作動状態にあるため、 ス 卜 ツ バビン 5 0 a は図示 のよ う に十分引き込んだ状態にな っ ている。 したが っ て移送 体 5 2 はコ ンベア式移送路 5 1 のガイ ドエ ッ ジ 5 4 a , 5 5 aに案内された状態でベル 卜 コ ンベア 5 8 によ り移送される。 この とき移送体 5 2の切込み溝 5 2 aがガイ ドエ ッ ジ 5 4 a , 5 5 a と係合 している為、 移送体 5 2 は安定に保たれ、 移送 中に転倒などを生 じるおそれがない。 移送途中でシ リ ンダ 5 0がコ ン ト ロ ーラによ っ て作動する と、 第 9図, 第 1 0図に 示すよう に、 ス 卜 ツ バピン 5 0 aが前進動作 して移送体 5 2 と他の移送体 5 2 との間、 すなわち切込み溝 5 2 aが設けて ある間隙内に挿入される。 このためス 卜 ツ バ ピン 5 0 aが掙 入された位置よ り も移送方向後方側にある移送体 5 2 は、 そ の:位置で停止するこ とになる。 なおこの とき、 瞵接する円柱 状の移送体 5 2が互いに接している状態、 つま り連接状態で あっ ても、 ス ト ツ バピン 50 aは切込み溝 5 2 bに掸入され るので、 連接状態を崩さずにすむ。
[0027] 次に第 1 1 図〜第 1 5図を参照 して栓抜き機構 6の具体的 構城について説明する。 第 Ί 1 図中、 60は 「コ の字形」 を な:: Tffi定'枠体であ り 、 この枠体 60の両側壁には、 試験管固 定 ΐシ リ ンダ 6 1 a , 6 1 bが対向設置されている。.上記シ リ ンダ 6 1 a , 6 1 bの各駆動 ロ ッ ド先端には、 矢印の如く 進 退動作する試験管押え治具 6 2 a , 6 2 bが設けられている。 上記治具 6 2 a , 6 2 bの試験管 8 と接する部分には、 例え ばゴムなどの弾性部材 63 a , 63 bが装着されている。
[0028] —方、 64 a , 65 aおよび 64 b , 6 5 bは、 二段ス 卜 ロ ーク式の一対の栓抜きシ リ ンダであ り 、 その上端部がコ ン 卜 ロ ーラによっ て適時移動可能な如く 図示しない支持機構に よ、つ-て支持されている。 上段側シ リ ンダ 64 a , 64 bは同 時 ί上げ操作用シ リ ンダであ り 、 下段側シ リ ンダ 6 5 a , 6 5 bは交互引上げ操作用シ リ ンダである。 上記一対の栓抜き シ リ ンダの駆動 ロ ッ ドの下端部は、 栓抜きアーム部を構成す る可動枠体 66の 2箇所に継手 6 7 a , 6 7 bを開 して結合 されている。 可動枠体 6 6の両側壁には栓押えシ リ ンダ 68 a , 68 bが対向設置されている。 上記各シ リ ンダ 68 a , 68 bの各駆 Ιδロ ッ ド先端には、 栓押え治具 69 a , 69 b がそれぞれ設けられている。 これら各治具 69 a , 69 bは、 ガイ ド ロ ーラ 7 0 a , 7 0 bおよび第 1 2図, 第 1 3図に示 したよう なガイ ド溝 7 3 a , 7 3 bによ っ て円滑に進退動作 し得るもの とな っ ている。 なお 7 1 は可動枠体 6 6の下測面 中央部に取付け られたコ イルスプリ ングであ り 、 栓抜き動作 時において、 試験管 8のゴム栓 8 aの頂部に圧接し、 後述す る刺 し針がゴム栓 8 aに安定に突刺されるよう に補助するた めのものである。 また 7 2 a , 7 2 bは栓押え治具 6 9 a ,
[0029] 6 9 bの近傍に設置されたス ト パ片であ り 、 引き抜かれ後 のゴム栓 8 aを上記治具 6 9 a , 6 9 bの後退動作に伴っ て 取外すためのものである。
[0030] 栓押え治具 6 9 a , 6 9 bは、 第 1 3図および第 1 5図に 示すよう に支持板 7 5 a , 7 5 bの対向面に半円弧状の押え 部が設けてあ り 、 この押え部から先端が突出するよ う に各 2 本づっ計 4本の刺 し針 7 4 a , 7 4 bが設けてある。 なお半 円弧状の押え部にはゴム等の弾性部材 7 6 a , 7 6 bが装着 されている。
[0031] かく して第 1 5図のよう に栓押え治具 6 9 a , 6 9 bが互 いに接近 して接合状態になる と、 刺 し針 7 4 a , 7 4 a ' 7 4 b , 7 4 ' が栓 8 aに突き刺さ り 、 かつ弾性部材 7 6 a ,
[0032] 7 6 bが栓 8 aの外周を密着保持 した状態を呈する。
[0033] 次に第 1 1 図〜第 1 5図および第 1 6図〜第/! 8図を参照 して栓抜き機構 6の動作について説明する。 試験管固定シ リ ンダ 6 1 a , 6 bを作動させる と、 試験管 8 は治具 6 2 a , 6 2 bによ り 固定される。 この とき試験管 8の外周は弾性部 材.6 3 a , 6 3 bによ り保持されるので、 試験管 8 に無理な 力が加わるこ とはなく 、 破損等を生じるおそれはない。
[0034] 次に一対の栓抜きシ リ ンダ 6 4 a , 6 5 aおよび 6 4 b , 6 5 bを下降動作させる と、 駆動 ロ ッ ド 7 8 a , 7 8 bが伸 長 し栓抜きアーム部全体が下降する。 所定位置まで下降する 、; 第.1 6図に示すよ う にコ イルスプ リ ング 7 1 か栓 8 aの 厦部に-圧-接する。 そこでシ リ ンダ 6 8 a , 6 8 bを作動させ る.と、 治具 6 9 a , 6 9 bが栓 8 aを両側から挟み付けるよ う に押え込む。 その結果、 刺 し針 7 4 a , 7 4 a ' 7 4 , 7 4 b ' が栓 8 aに突き刺さる。
[0035] この状態となっ た後、 下段側栓抜きシ リ ンダ 6 5 a , 6 5 bを作動させる と、 駆動 ロ ッ ド 7 8 a , 7 8 bが第 1 7図中 矢印 a , b , c , d に示すよう に栓抜きアーム部を左右交互 に引上げ駆動する。 その結果、 栓 8 aは比較的容易に引抜か れてい ぐ。 栓 8 aの空気導入溝 8 bの一端が第 1 7図示のよ う に:試験管 8の開口端よ り上方ぺ出た位置つま り栓抜き終了 寸-前の レベル h 1 だけ引き上げられた位置でシ リ ンダ 6 5 a , 6 5 bによる栓抜き動作は終了する。 このよう な状態になる と、 空気導入溝 8 bを通じて外気が試験管 8内へ侵入するの で、 試験管内外の圧力パランスが とれる。 そこで上段側シ リ ンダ 6 4 a. , 6 4 bを動作させる と、 栓 8 aは平行な引上げ 力によ り 引抜かれる。 この とき、 試験管 8の内外の圧力パラ ンスは既に とられている上、 栓 8 aの負荷 トルク は著 し く 小 さ く な つ ているので、 試験管 8の内部に入っ ている被試験液 体がシ ョク クで飛び散るおそれはない。
[0036] 次に上記の如く 構成された本実施例の装置の総合的な動作 説明を行なう 。
[0037] 先ず、 試験管 8 が入っ た試験管ラ ッ ク 9 をラ ッ ク搬入機構 1 にセ ッ 卜 した状態でコ ン ト ロ ーラを作動させる と、 試験管 ラ ッ ク 9 はラ ッ ク搬入機構 1 によ り装置本体 1 0 へ搬入され る。 搬入された試験管ラ ッ ク 9 はラ ッ ク搬送機構 2 のベル 卜 コ ンベア 2 1 によ り試験管抜取り機構 4 まで搬送される。 そ うする と、 コ ン ロ ーラによ り ペル 卜 コ ンベア 2 1 の搬送モー ドが変更され、 ラ ッ ク 9 の試験管配列 ピッ チで間欠移動が行 なわれる。 そ して同時に試験管抜取 り機構 4 が作動 し、 上記 間欠動作に同期 して ½ ッ ク 9 か ら試験管を一列分すなわち 5 本づっ抜取っ て試験管移送機構 5 の移送体 5 2 ぺ揷入する。 移送体 5 2 に掙入された試験管 8 は移送体 5 2 と共に移送さ れる。 そ して移送順序逆転部 5 a にて移送順序を逆転され fc のち 1 本づっ栓抜き機構 6 へ移送され、 .栓 8 a が引き抜かれ る。 栓抜き機構 6で抜かれた栓 8 a は、 一箇所に集め られる よう にな つ てお り 、 別途処理される。 栓 8 a を抜かれた試験 管 8 は移送体 5 2 に挿入された状態のま ま試験管揷入機構 7 へ送 られる。 試験管挿入機構 7 は移送されて く る試験管 8 が 5 本分揃う まで待機 している。 試験管 8 が 5 本分揃う と、 上 記機構 7 が作動 してラ ッ ク搬送機構 2 上に待機 している空の 試験管ラ ッ ク 9 ' ぺ試験管 8 が移 し変え られる。
[0038] なお、 上記空のラ ッ ク 9 ' は初期においてはラ ッ ク搬出機 構 3 の側からコ ンペァの逆転動作によ り 、 所定位置まで送り 、 待機させておく 。 助きが連統的に行なわれるよう になれば、 試験管抜取機構 4 によ っ て試験管 8 を抜取られた空の試験管 ラ ッ ク 9 が照次利用されるこ とになる。
[0039] 前記空の試験管ラ ッ ク 9 ' ち試験管配列 ピッ チで間欠移動 をするので、 試験管掙入機構 7 との同期が と られて、 試験营 8 は上記ラ ッ ク 9 ' へ順次掙入される。 この とき、 試験管 8 の順序は移送順序逆転部 5 1 で逆転されているこ とから、 ラ ッ ク搬送機構 2上でのラ ッ ク 9 ' に対する配列状態は元の状 態と同じになる。
[0040] 空のラ ッ ク 9 ' . へ全ての試験管 8 の掙入が終了する と、 上 記ラ ッ ク 9 ' はラ ッ ク搬送機構 2によ りラ ッ ク搬出機構 3 へ 送られ、 装置本体 1 0外へ送り 出される。 試験管 8 を抜き取 られた移送体 5 2 は、 巡回移送機構 5 によ り単体で試験管抜 取機構 4 へ戻される。
[0041] 上記した一連の動作によ り 、 試験营ラ ッ ク 9 に禅入されて いた試験管 8 の栓 8 a は完全に自動的に引抜かれる。 かく し て、 ラ ッ ク搬出機構 3 によ り搬出された試験管 8 を取出すだ けでよい。
[0042] 産業上の利用可能性
[0043] 本発明の全自動試験营栓抜き装置は、 血液等の被試験液体 が入っ ている試験管の栓を完全に自動的に抜く こ とができる ので、 これまで大病院でさえ手作業で行なわれてきた試験管 の栓抜き作業をすぺて自動化するこ とができる。 したが っ て、 本発明の装 を商品 と して流通させれば、 使用者はこれを入 手 して使用するこ とができるので、 従来のよう な煩らわ しさ から解放される上、 衛生摄境上も大変好ま しいもの となる。 したが っ て広い範囲で利用されるもの といえる。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
( 1 ) 複数本の試験管が m列一 n 行のマ ト リ クス状に配列挿 入された試験管ラ ッ クを装置本体へ搬入するラ ッ グ撖入機構 と、 このラ ッ ク撖入機構によ り 前記装 g本体へ搬入された前 記試験管ラ ッ クを設定された轾路に沿 っ て搬送するラ ッ ク搬 送機構と、 このラ ッ ク搬送機構によ り 前記試験管ラ ッ クが搬 送される過程において前記試験管ラ ッ ク に挿入されている試 験管を一列分づっ抜き取る試験管抜取り 機構と、 この試験管 抜取り機構によ っ て一列分づっ抜き取られた各試験管を個別 に所定の順序で移送する巡回移送機構と、 この巡回移送機構 によ り移送される各試験管について試験管と栓とを別個に保 持した状態で両者を引離し操作するこ とによ り上記試験管か ら栓を自動的に抜き取る栓抜き機構と、 この栓抜き機構によ り栓を抜き取られたのち前記巡回移送機構によ り 引続き移送 ざれる前記各試験管を前記栓抜き前の各列分毎に ま とめかつ 前記ラ ッ ク搬送機構にて撖送される空の試験管ラ ッ クへ一列 分づっ挿入する試験管挿入機構と、 この試験管挿入機構によ り試験管が所定列分だけ挿入された前記試験管ラ ッ クを前記 装置本体から搬出する試験管撖出機構 とを具備 してなる全自 動試験管栓抜き装置。
( 2 ) ラ ッ ク搬送機構は、 試験管ラ ッ クが試験管抜き取り機 構および試験管禅入機構の位置にある ときは、 試験管ラ ッ ク を試験管配列 ピッ チづっ間欠移動させるものであるこ とを特 徴とする請求の範囲第 1 項記載の全自動試験管栓抜き装置。 ( 3 》 巡回移送機構は、 ガイ ドエ ;/ ジを有するコ ンベア式移 送路によ り 、 上記ガイ ドエ ッ ジに切込み溝を係合させた円柱 状の試験管移送体を、 巡回移送するよう に構成されたもので あるこ とを.特徴とする請求の範囲第 1 項記載の全自動試験管 栓抜き装置。
( 4 ) 栓抜き機構は、 一対の栓押え治具を有する栓抜きァー ムの両端部を、 交互に引上げ動作するシ リ ンダを備えたもの であるこ とを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の 自動試験 管栓抜ぎ装置。
( 5 ) 一対の栓押え治具は、 試験管の栓に突ぎ刺さる各々二 本づつの刺 し針を有する半円弧状の栓押え部を対向配置 した ものであるこ とを特徴 とする請求の範囲第 4 項記載の全自助 試験管栓抜き装置。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
JP2019078769A|2019-05-23|容器ホルダの保管および供給
RU2562572C2|2015-09-10|Автоматическая система для пцр в реальном времени для различных анализов биологического образца
JP4454904B2|2010-04-21|自動分析装置及びそれに用いる部品供給装置
US5096670A|1992-03-17|Automated patient sample analysis instrument
JP4119845B2|2008-07-16|積み重ね可能なアリクォット容器アレイ
AU781892B2|2005-06-23|Device for processing samples of blood products
JP3336894B2|2002-10-21|自動分析装置
US7117902B2|2006-10-10|Automated means of storing, dispensing and orienting injectable drug vials for a robotic application
US6973770B2|2005-12-13|Pallet for surgical stapling cartridge
US7250303B2|2007-07-31|Chemistry system for a clinical analyzer
US7947225B2|2011-05-24|Automated test tube cap removal apparatus
EP0726453B1|2002-05-29|Dispositif d'agitation et de prélèvement d'échantillons de produits sanguins dans des tubes regroupés dans des cassettes
JP5232853B2|2013-07-10|自動検査室システムで使用するためのプログラム制御可能なランダム・アクセス・サンプル操作装置
US4861553A|1989-08-29|Automatic sampling system
US7270788B2|2007-09-18|Assay device processing instrument
JP2014505889A|2014-03-06|空気圧式メールシステムと、研究所自動化システムへバイオ製品容器を供給するシステムとの間にあるインターフェース装置
JP3455548B2|2003-10-14|テストエレメントの貯蔵装置
DE60132142T2|2008-12-11|Analysevorrichtung und -verfahren mit Probenqualitätsmessung
CA1183816A|1985-03-12|Liquid sample handling system
US5174960A|1992-12-29|Apparatus for shuttling a test element from a discharge path to a wash station
EP1546737B1|2015-07-08|Two-axis robot for specimen transfer
US7007443B2|2006-03-07|System and method for bandoliering syringes
JP5956354B2|2016-07-27|試料ラック操作ユニット
US5377813A|1995-01-03|Corner track for a conveyor system
US7662339B2|2010-02-16|Apparatus having improved gantry assembly suitable for use in a laboratory environment
同族专利:
公开号 | 公开日
GB2197645A|1988-05-25|
DD257819A5|1988-06-29|
FI875504D0||
CZ277966B6|1993-03-17|
KR900005252B1|1990-07-21|
EP0264456A4|1988-10-06|
CN1005001B|1989-08-16|
US4982553A|1991-01-08|
EP0264456A1|1988-04-27|
ES2005202A6|1989-03-01|
GB2197645B|1990-05-09|
PT84800A|1987-05-01|
JPH0338704Y2|1991-08-15|
KR880701068A|1988-05-17|
SU1501920A3|1989-08-15|
FI92765C|1994-12-27|
CS8704145A2|1991-10-15|
DK169428B1|1994-10-31|
FI875504A0|1987-12-15|
JPS6338068U|1988-03-11|
FI875504A|1987-12-15|
EP0264456B1|1991-11-13|
GB8730278D0|1988-02-24|
FI92765B|1994-09-15|
DK689487D0|1987-12-29|
PT84800B|1989-12-29|
CN87104015A|1988-03-09|
AT69510T|1991-11-15|
CA1288933C|1991-09-17|
DE3774527D1|1991-12-19|
DK689487A|1987-12-29|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1987-11-05| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR IT LU NL SE |
1987-11-05| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DK FI GB KR US |
1987-12-04| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1987902164 Country of ref document: EP |
1987-12-15| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 875504 Country of ref document: FI |
1988-04-27| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1987902164 Country of ref document: EP |
1991-11-13| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1987902164 Country of ref document: EP |
1994-12-27| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 875504 Country of ref document: FI |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1986066703U|JPS62179211U|1986-04-30|1986-04-30||
JP1986066705U|JPH0748572Y2|1986-04-30|1986-04-30|搬送用円柱状ラック|
JP61/66703U||1986-04-30||
JP61/66705U||1986-04-30||
JP61/131705U||1986-08-27||
JP1986131705U|JPH0338704Y2|1986-04-30|1986-08-27||JP1986131705U| JPH0338704Y2|1986-04-30|1986-08-27||
AT87902164T| AT69510T|1986-04-30|1987-03-31|Automatische vorrichtung zum herausziehen von stopfen von proberoehrchen.|
KR878770924A| KR900005252B1|1986-04-30|1987-03-31|전자동 시험관 마개따개 장치|
DE8787902164A| DE3774527D1|1986-04-30|1987-03-31|Automatische vorrichtung zum herausziehen von stopfen von proberoehrchen.|
ES878701282A| ES2005202A6|1986-04-30|1987-04-29|Aparato automatico de extraccion de tapones de tubos de ensayo|
PT84800A| PT84800B|1986-04-30|1987-04-30|Aparelho automatico para a extraccao de tampoes de tubos de ensaio|
SU874202916A| SU1501920A3|1986-04-30|1987-06-04|Устройство дл извлечени пробок из пробирок, содержащих испытуемую жидкость|
CN87104015A| CN1005001B|1986-04-30|1987-06-04|拔试管塞的自动装置|
CS874145A| CZ277966B6|1986-04-30|1987-06-05|Device for automatic pulling stoppers out of test tubes|
DD87303573A| DD257819A5|1986-04-30|1987-06-05|Vorrichtung zum automatischen herausziehen von pfropfen aus untersuchungsroehrchen|
FI875504A| FI92765C|1986-04-30|1987-12-15|Automaattinen koeputken tulppien vetolaite|
DK689487A| DK169428B1|1986-04-30|1987-12-29|Apparat til automatisk afpropning af prøveglas|
[返回顶部]